若き日本、ついに中国撃破 張本智2勝、最後は松島―アジア大会・卓球男子
中国の牙城をついに崩した。卓球男子団体の日本が60年ぶりの金メダル。張本智は「僕たちの流れで試合が進んだ。うれしいが、内容を見れば不思議な結果ではない」。決して「金星」ではないことを強調した。
張本智がエースの役目を果たした。第2試合を制すると、圧巻だったのは世界ランキング1位の王楚欽との第4試合。「小細工で勝ったところで次につながらない」。相手の得意な形をつくらせず、真っ向勝負で圧倒。ストレート勝ちした。
最後の大一番を託されたのは松島。第1試合で敗れたものの、温瑞博との19歳同士の一戦は「自信を持って臨んだ」。左のフォアハンドを軸に1―1から2ゲームを連取。3時間を超える熱戦の末に歓喜が訪れた。
団体戦で何度も中国に涙をのまされた張本智は「この瞬間まで長かった。松島君の台頭が底上げになった」と振り返る。世界ランク3位に成長した若い力とともに、王国を撃破した。
中国が8連覇中だったアジア大会は、実質的に世界一を争う場と言える。中国が参加して以降、日本が頂点に立つのは初めて。「乗り越えられたことは自信になる」と松島。2年後にはロサンゼルス五輪が控える。五輪初の金に向けても、期待が大きく膨らんだ。
![]()
KioskNews shows a cleaned-up reading view extracted from the publisher’s page — the original always lives on their site, not ours.