Apple純正マップがNASAやアメリカ軍基地の航空写真をぼかしはじめる
Space Exploredが発見した航空写真がぼかし処理されている基地は、バージニア州のワロップス飛行施設、ミシシッピ州のジョン・C・ステニス宇宙センター、フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍施設、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地など、NASAとアメリカ宇宙軍の多くの施設です。Space Exploredによると、ぼかし処理が行われたのはごく最近のことで、Appleからの発表は一切なかったとのこと。また、競合であるGoogleマップでは、これらの基地の航空写真がぼかし処理されないまま表示されているそうです。
核兵器搭載可能なアメリカ空軍のB-2ステルス爆撃機の大部分が配備されているホワイトマン空軍基地も、ぼかし処理されている基地のひとつ。以下のスクリーンショットがAppleマップでのホワイトマン空軍基地の航空写真。
Googleマップでのホワイトマン空軍基地はぼかし処理されていないままです。
同じく核兵器搭載可能な爆撃機のB-1Bステルス爆撃機が配備されているエルスワース空軍基地もぼかされています。しかし、アメリカでB-1Bステルス爆撃機が配備されている2つの拠点のうちもう1つであるダイエス空軍基地と、74年の歴史を持ちながらいまだ現役のB-52爆撃機の大部分が配備されているバークスデール空軍基地は、航空写真がぼかし処理されないままです。
NASAの民間研究を主目的とした飛行場であるワロップス飛行施設の飛行場(左側)の航空写真はぼかし処理されていますが、発射台(海岸沿いの左側)はぼかし処理されていません。
Googleマップだと以下の通り。
この他、エリア51(Appleマップ、Googleマップ)とロスアラモス国立研究所(Appleマップ、Googleマップ)も航空写真がぼかし処理されています。
なお、宇宙開発関連メディアのSpace Exploredは「軍事基地などの衛星画像をぼかすことは、セキュリティ対策としては合理的です。アメリカにとって最も機密性の高い場所の一部が、誰の携帯電話でも商用サービスから簡単に閲覧できる状態になっているべきではありません」「Appleからの正式な発表がないため、同社が今後どのくらいの速さで拠点の情報を曖昧にしていく予定なのか、それとも極めて機密性の高い施設だけ処理が施されたのかなどは不明です」と報じています。
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