「冷水のシャワー」を浴びる人は病欠が少なくなるとの研究結果
被験者にアンケートしたところ、冷水シャワーを浴び続けた被験者はそうでない被験者と比較して、心理的な幸福感がわずかに向上したと報告しました。身体的な幸福感の改善も報告されましたが、これは統計的に有意な差はなかったとのこと。
そして重要な点として、冷水シャワーを浴び続けた被験者は体調不良の日数が26%減少し、病気で仕事を欠勤する日数も31%少なくなったことが確認されました。グレイザー氏らは論文で、「私たちの統合分析では、冷水シャワーにより体調不良の日と病欠日数の両方が明らかに減少していることが示されました。これは出勤率の向上と生産性損失の減少に直接つながる、確かな効果を示唆するものです」と述べています。
冷水シャワーを浴びた感想について尋ねたところ、被験者は目が覚めて爽快な気分になったと答えました。被験者は、あえて不快なことに挑戦したことについて誇りも感じており、グレイザー氏はこうした感情がモチベーションを高める可能性があると指摘しています。
なお、今回の研究結果はまだ査読を受けておらず、分析されたデータは被験者の自己申告に基づいているという点にも注意が必要です。また、被験者は無作為に「冷水シャワーを浴び続けるグループ」と「温かいシャワーを浴び続けるグループ」に割り当てられたのではなく、実際に冷水シャワーを浴びた頻度に基づいて分類されています。
その上で研究チームは、今後の研究でも同様の結果が再現された場合、冷水シャワーは従業員の健康状態を改善し、欠勤を防ぐシンプルかつ低コストな介入になり得ると考えています。また、水温を下げることで光熱費や二酸化炭素排出量も削減できるとのこと。
グレイザー氏は、冷水シャワーを試したい人はいきなり限界まで冷たくするのではなく、徐々に水温を下げていくことを推奨しています。「毎日同じくらい冷たい水である必要はありません」「自分の体の声に耳を傾け、体調に注意を払うことは大切です。しかし、時には少しだけ自分を追い込んでみるのもいいでしょう」と述べました。
KioskNews shows a cleaned-up reading view extracted from the publisher’s page — the original always lives on their site, not ours.


