元交際相手に拘禁刑20年 ネイリスト殺害「動機は身勝手」―水戸地裁
水戸地裁=水戸市
水戸市のアパートで2025年末、ネイリスト小松本遥さん=当時(31)=が殺害された事件で、殺人とストーカー規制法違反の罪に問われた元交際相手、大内拓実被告(29)の裁判員裁判の判決が30日、水戸地裁であり、有賀貞博裁判長は拘禁刑20年(求刑拘禁刑21年)を言い渡した。
これまでの公判で、検察・弁護側双方が「殺害して出会う前に戻り、人生をリセットしたい」との動機だったと明らかにした。被告は「自分が楽になってもやもやした気持ちがなくなると思って被害者を殺してやろうと考えた」と述べた。
小松本さんは約半年前に結婚し妊娠5カ月だった。被害者参加制度で傍聴した夫は「私たちのささやかな幸せは理不尽な理由ですべて奪われた」とし、重い刑を求めていた。
起訴状によると、大内被告は25年12月31日夕、水戸市加倉井町のアパートで、小松本さんの頭部を用意したハンマーで多数回殴り、室内にあった包丁で首を突き刺すなどして殺害。同28日からは連日、自宅周辺をうろつき、車のナンバープレート裏側に位置情報を特定する紛失防止タグを無断で取り付けた。
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